君を選んだ理由

2,まさかの偶然

次の日

『おはようございます』

今日もいつも通り仕事が始まった。

『指名のお客さんだよ』

えっ誰だろぉ…

『ご指名ありがとうございます。みくるさんです』

『みくるに会いたくて来ちゃった』

『えっ、』

りくと君だった。

りくと君から昨日の件や仲間内の話を聞いた。ご飯に行く約束もした。

りくと君達が帰った数時間後。

昨日一緒にアフターに行った人の1人と陽介さんが一緒にきた。

陽介さんは私の元々の指名客だった。

『えっ待って、知り合いなの?』

『そうだよ、昨日アフター行ったんでしょ!』

『りくととキスしたの?』

気まずかった私は、軽くスルーした。

そこから始まる揉め事。

昨日のお店やアフターでの出来事、りくと君が仲間内での話を私にした事全てが陽介さんに伝わる。

その後、陽介さんからLINEのボイスメッセージでりくと君が怒鳴られてるのが送られて来たりで、

りくと君大丈夫かなぁ、ボコボコにされたりしないかな、

そんな事を考えてる時点でもうすでに彼に惹かれていたんだと思う。

でもそれと同時にもうダメかと思った。

私のせいで色んな事が最悪な事が
起きてしまったから。

多分りくと君にはもう会えないかと思った。

会えたとしても私にはもう昨日までの好意はないんだろうなぁ。

そんな事を考えて余計に辛くなった。

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