憂鬱はゴミ箱からやってくる。〜誘惑だらけのニンフちゃん〜
第3話:って言うか・・・君誰?
健斗は自分のパジャマをパンに渡しておいて、彼女をほったらかしたまま、勝手にベッドへ寝転がると、そのまま数秒で寝息を立てはじめた。
「えっ、もう寝ちゃうんですか?」
パンはぽかんとした顔でベッドを見つめた。
さっきまで酔っぱらって陽気にしゃべっていたのに、急に電池が切れたみたいに眠ってしまった健斗。
しかもベッドは一つしかない。
ひとり取り残されたパンは困ったように首をかしげる。
「自分勝手ですね・・・ソガべっち」
仕方がないので、パンは眠っている健斗をギューギューと壁際へ押し込んだ。
なんとかスペースを作ると、パンは健斗の後ろびへばりついた。
健斗は人間界に来てから、パンは初めてあった男・・・知らない街、知らない空気、知らない匂い。
だから誰かの体温を感じるのが、少しだけ嬉しかった。
それにニンフにとって、男に抱きつくなんて普通のこと、ニンフはそういう生き物なのだ。
だからパンは特に深く考えることもなく、健斗の背中へぴったり抱きついた。
「ふふ・・・あったかいです」
そう呟くと、パンもすぐ眠りに落ちた。
そして次の朝・・・。
ジリリリリリリ!!・・・目覚まし時計がけたたましく鳴り響く。
「う〜・・・頭痛え〜・・・」
健斗は布団の中でもぞもぞ動いた。
昨夜飲みすぎた酒がまだ完全に抜けていない・・・頭の奥がガンガンする。
「最悪だ・・・完全に二日酔いだよ・・・今日土曜日でよかった。」
そう思いながら起き上がろうとした・・・でも、なぜか体が動かしづらい。
「ん? なんだ・・・?」
背中になにか柔らかいものが当たっているじゃないか?
しかも妙に生あったかい・・・。
寝ぼけたまま後ろを振り返った健斗は固まった。
「・・・うわっ!!」
自分のすぐ後ろで、金髪の髪の少女が幸せそうな顔で眠っていた。
しかも・・・裸。。
「な、な、なに? 誰!?」
健斗の酔いが一瞬で冷めた、二日酔いどころじゃない。
「なんで女が俺のベッドで寝てんだ?」
しかも自分に抱きついている。
さらに、その少女は健斗が昨夜渡したパジャマをまったく着ていなかった。
まあ、健斗も少女にパジャマを渡したことすら思えていないのだが・・・。
「うわああああ?!」
混乱と同時に、健斗の肌にぶわっと赤いジンマシンが広がった。
「わ、かゆっ!?やばっ、アレルギー来た!!」
健斗は転がるようにベッドから飛び降りた。
「うう〜なんで俺の部屋に天敵の女がいるんだよ」
「俺、酔った勢いでおネエちゃんナンパしてお持ち帰りしたのか?」
頭を抱えながら必死に昨夜の記憶を探ってみるけど思い出せない。
断片的に、居酒屋、ゴミ箱の女の子・・・そんな意味不明な映像が浮かぶ。
「いやいやいや!ないない、アレルギー持ちの俺が女の子お持ち帰りとか無理だから!そんなイベント発生したらアナフィラキシショックで死んでるって」
健斗が大騒ぎしていると、ベッドの上のパンがのんびり目を覚ました。
「ふわぁ〜〜〜・・・よく寝ましたぁ」
まるで自分の家みたいだ。
「あ、起きた」
「おはようございますぅ・・・ソガべっち」
パンはにこっと笑った。
その笑顔が妙に無防備だし、その上裸だから健斗は視線の置き場に困った・・・。
「ちょ、ちょっと待って!まず服!服着て!」
「服なんか着ないです」
「いや着て!?・・・普通は着るから!」
「私の世界では、精霊や妖精はみんな裸ですよ」
「精霊・・・?え?何それ・・・コスプレ?・・・って言うか・・・君誰?
「私・・・昨夜、精霊って言ったでしょ・・・ニンフちゃんだって言いましたよね」
「ニンフちゃん・・・?」
「はい・・・精霊のニンフ・・・」
「ニンフってなに?」
「種族名です」
「種族!?」
会話が噛み合わない・・・健斗は混乱しながら頭を押さえた。
「待て待て、整理しなきゃ・・・俺、昨日なにした?」
「私を助けてくれました」
「助けた?」
「はい、雨の中で倒れてた私を見つけて、お酒くさい息で『放っとけない!』って言って私をお持ち帰りしたんです」
パンは意味もなく、いたずらでわざとウソをついた。
「まじで?・・・」
「昨夜は、とってもよかったですよ」
「な?なにが?・・・なにが良かったって?・・・まさか?俺・・・」
「いやいや・・・そんなことはないからな・・・俺、女性アレルギーだし・・・絶対ありえない」
「女性アレルギー?」
「そうだよ、俺は女性全般ダメなの・・・触ることもできないんだから」
「そうなんですか・・・じゃ〜セックスできないんですか?」
「そうだけど・・・そんなに残念そうに言わなくていいだろ・・・しょうがないんだから・・・」
「大丈夫ですよ・・・昨夜はなにもなかったです・・・」
精霊でもってニンフって・・・そんなファンタジーなキャラ・・・絶対どこかの異世界からやって来たとしか考えられない・・・。
「俺・・・なんか、とんでもないのを拾っちゃったかもしれない」
「あのさ・・・改めて行くけど本当は昨夜、なにがあったの?酔っ払っててなにも覚えてないんだ」
「つうか・・・この子・・・耳が尖ってるし・・・なんで?」
つづく。
「えっ、もう寝ちゃうんですか?」
パンはぽかんとした顔でベッドを見つめた。
さっきまで酔っぱらって陽気にしゃべっていたのに、急に電池が切れたみたいに眠ってしまった健斗。
しかもベッドは一つしかない。
ひとり取り残されたパンは困ったように首をかしげる。
「自分勝手ですね・・・ソガべっち」
仕方がないので、パンは眠っている健斗をギューギューと壁際へ押し込んだ。
なんとかスペースを作ると、パンは健斗の後ろびへばりついた。
健斗は人間界に来てから、パンは初めてあった男・・・知らない街、知らない空気、知らない匂い。
だから誰かの体温を感じるのが、少しだけ嬉しかった。
それにニンフにとって、男に抱きつくなんて普通のこと、ニンフはそういう生き物なのだ。
だからパンは特に深く考えることもなく、健斗の背中へぴったり抱きついた。
「ふふ・・・あったかいです」
そう呟くと、パンもすぐ眠りに落ちた。
そして次の朝・・・。
ジリリリリリリ!!・・・目覚まし時計がけたたましく鳴り響く。
「う〜・・・頭痛え〜・・・」
健斗は布団の中でもぞもぞ動いた。
昨夜飲みすぎた酒がまだ完全に抜けていない・・・頭の奥がガンガンする。
「最悪だ・・・完全に二日酔いだよ・・・今日土曜日でよかった。」
そう思いながら起き上がろうとした・・・でも、なぜか体が動かしづらい。
「ん? なんだ・・・?」
背中になにか柔らかいものが当たっているじゃないか?
しかも妙に生あったかい・・・。
寝ぼけたまま後ろを振り返った健斗は固まった。
「・・・うわっ!!」
自分のすぐ後ろで、金髪の髪の少女が幸せそうな顔で眠っていた。
しかも・・・裸。。
「な、な、なに? 誰!?」
健斗の酔いが一瞬で冷めた、二日酔いどころじゃない。
「なんで女が俺のベッドで寝てんだ?」
しかも自分に抱きついている。
さらに、その少女は健斗が昨夜渡したパジャマをまったく着ていなかった。
まあ、健斗も少女にパジャマを渡したことすら思えていないのだが・・・。
「うわああああ?!」
混乱と同時に、健斗の肌にぶわっと赤いジンマシンが広がった。
「わ、かゆっ!?やばっ、アレルギー来た!!」
健斗は転がるようにベッドから飛び降りた。
「うう〜なんで俺の部屋に天敵の女がいるんだよ」
「俺、酔った勢いでおネエちゃんナンパしてお持ち帰りしたのか?」
頭を抱えながら必死に昨夜の記憶を探ってみるけど思い出せない。
断片的に、居酒屋、ゴミ箱の女の子・・・そんな意味不明な映像が浮かぶ。
「いやいやいや!ないない、アレルギー持ちの俺が女の子お持ち帰りとか無理だから!そんなイベント発生したらアナフィラキシショックで死んでるって」
健斗が大騒ぎしていると、ベッドの上のパンがのんびり目を覚ました。
「ふわぁ〜〜〜・・・よく寝ましたぁ」
まるで自分の家みたいだ。
「あ、起きた」
「おはようございますぅ・・・ソガべっち」
パンはにこっと笑った。
その笑顔が妙に無防備だし、その上裸だから健斗は視線の置き場に困った・・・。
「ちょ、ちょっと待って!まず服!服着て!」
「服なんか着ないです」
「いや着て!?・・・普通は着るから!」
「私の世界では、精霊や妖精はみんな裸ですよ」
「精霊・・・?え?何それ・・・コスプレ?・・・って言うか・・・君誰?
「私・・・昨夜、精霊って言ったでしょ・・・ニンフちゃんだって言いましたよね」
「ニンフちゃん・・・?」
「はい・・・精霊のニンフ・・・」
「ニンフってなに?」
「種族名です」
「種族!?」
会話が噛み合わない・・・健斗は混乱しながら頭を押さえた。
「待て待て、整理しなきゃ・・・俺、昨日なにした?」
「私を助けてくれました」
「助けた?」
「はい、雨の中で倒れてた私を見つけて、お酒くさい息で『放っとけない!』って言って私をお持ち帰りしたんです」
パンは意味もなく、いたずらでわざとウソをついた。
「まじで?・・・」
「昨夜は、とってもよかったですよ」
「な?なにが?・・・なにが良かったって?・・・まさか?俺・・・」
「いやいや・・・そんなことはないからな・・・俺、女性アレルギーだし・・・絶対ありえない」
「女性アレルギー?」
「そうだよ、俺は女性全般ダメなの・・・触ることもできないんだから」
「そうなんですか・・・じゃ〜セックスできないんですか?」
「そうだけど・・・そんなに残念そうに言わなくていいだろ・・・しょうがないんだから・・・」
「大丈夫ですよ・・・昨夜はなにもなかったです・・・」
精霊でもってニンフって・・・そんなファンタジーなキャラ・・・絶対どこかの異世界からやって来たとしか考えられない・・・。
「俺・・・なんか、とんでもないのを拾っちゃったかもしれない」
「あのさ・・・改めて行くけど本当は昨夜、なにがあったの?酔っ払っててなにも覚えてないんだ」
「つうか・・・この子・・・耳が尖ってるし・・・なんで?」
つづく。