一途な溺愛は、PM12:10に始まるらしい。
今井さんはそんな私の顔にそっと手を当てて、私の顔を自分の方に向けた。
「それは両思いってこと?」
何もかも上手くいかなくて、すぐに言葉を紡げない。
でも、今井さんはそんな私を見てもいつも通り優しく微笑んだ。
「何も言えなくて良いよ。もしそうならうなずいて」
小さく首をうなずくために動かせば、目の前に見える優しい微笑みが満面の笑みに変わる。
今井さんは嬉しくて堪らない表情をして、こう続けるのだ。
「坂野さんと並んで食べるご飯が、世界で一番美味しい」
ああ、この人は本当にズルい。
私はいつも一人で公園で食べるお弁当が好きだったのに。
いつの間にか私だって今井さんの隣で食べるお弁当が美味しく感じるようになっていた。
「それは両思いってこと?」
何もかも上手くいかなくて、すぐに言葉を紡げない。
でも、今井さんはそんな私を見てもいつも通り優しく微笑んだ。
「何も言えなくて良いよ。もしそうならうなずいて」
小さく首をうなずくために動かせば、目の前に見える優しい微笑みが満面の笑みに変わる。
今井さんは嬉しくて堪らない表情をして、こう続けるのだ。
「坂野さんと並んで食べるご飯が、世界で一番美味しい」
ああ、この人は本当にズルい。
私はいつも一人で公園で食べるお弁当が好きだったのに。
いつの間にか私だって今井さんの隣で食べるお弁当が美味しく感じるようになっていた。