Secret Happiness Kiss/シークレットハピネスキス
第7話 お祝いと新たなステージへ
12月18日。
私は夕方に買い物を終えた後、初めてメンバーのお家にお邪魔した。
「いらっしゃい。鈴華さん」
「おー! 結構広いね」
ユキトは目を輝かせて買い物袋を見る。
「ねぇ鈴華さん! 今日はどんな美味しい料理が食べられるの?」
「今日はねぇ。お祝いだから、バランスある料理ではないけど、皆の好物を作ろうと思って食材買ってきたんだ。そう言えば皆は見当たらないけど何しているの?」
「各自部屋で荷物まとめているよ。まだ日数はあるけど早めに準備してる! あ……そうそう、アツシがキッチンにある道具なんでも使って良いよって出かける前に言ってたよ」
「ありがとう。じゃ早速、料理作るね」
自宅から持ってきたエプロンをギュッと縛って調理を始める。
まずは、ユキトとチハルの大好物である唐揚げの下味付けからだ。切り分けたお肉を袋の中に入れ、調味料を加えてしっかりと揉み込んでいく。肉全体に味が馴染んだら、そのまま冷蔵庫へ入れて休ませた。
次に作るのは、マサトが好きなアジのなめろうだ。
手際よくアジをさばいて身を細かく切ると、その上に刻んだ薬味と味噌を乗せる。トントン、とリズム良く叩き味を馴染ませた。ねっとりした美味しそうな状態にまとまったら、綺麗に形を整えて完成した。食べる直前まで冷蔵庫で冷やす。
最後に作るのは、アツシの好物の煮物料理。今回はぶりの煮付けを作ることに決めた。
臭みを取るため、熱湯にブリの切り身をさっとくぐらせる。表面がうっすら白くなったことを確認し冷水で洗い流した。
鍋に調味料を入れて火にかける。ひと煮立ちさせると、お酒と甘い醤油の香りが立ち上がり、そこへ下処理を終えたブリを加えて煮込んでいく。
煮詰めている間に、唐揚げの肉を冷蔵庫から取り出し、油の準備を始める。温度を確認して肉を静かに流し入れると、ジューッと食欲がそそられる音が響き渡る。
アツシ以外の3人が美味しい香りと音に集まってきた。
「美味しそう……早く食べたいよ」
「鈴華さん流石だね」
玄関から物音が聞こえるとアツシと松村さんが入ってきた。
「ただいま。美味しそう! 鈴華はいつも美味しい料理を作るから食べる前から楽しみだよ」
「今日はアツシの好きな、ブリの煮付けも作ったんだよ!」
「え? 嬉しい! ありがとうね」
唐揚げを揚げ終えるとお皿に山盛りに乗せて、完成した料理と他に作ったサラダなどをテーブルに並べた。
松村さんはお酒を持ち、私達は炭酸のジュースを持って構えると、ユキトは挨拶を始める。
「アツシ、マサト、チハル、桜菜、鈴華さん、松村さん、僕達7人でHappinessだ。……」ユキトは長くなりそうな話しを始めそうなとき、アツシは高くグラスを上げて「Happinessに乾杯!!」と笑った。
「乾杯―!!」
皆で高々とグラスを上げて音を奏でる。
Happinessに出会う前は、こんなにも幸せではなかった。でも今の私は幸せいっぱいで、これからもこんな日常が続けば良いのにと願いながら、私は一人一人グラスを合わせた。
「んー。ブリの煮付け美味しい。流石だね」
「でしょー。アツシに喜んでもらって良かった!」
「鈴華ちゃん、なめろうも美味しいよ。ご飯が進む」
「お酒とあって凄く美味しい。噂で料理上手とは聞いていたけど、ここまでとは……」
「マサトも松村さんもお口に合って良かったです」
ユキトは唐揚げを食べながら「松村さん! 鈴華さんは凄いだよ。Happinessメンバー全員の胃袋を支配したと言っても良いぐらいだからね」
チハルは笑顔いっぱいで、しゃべれないくらいモグモグ食べ続けていて可愛かった。
私は夕方に買い物を終えた後、初めてメンバーのお家にお邪魔した。
「いらっしゃい。鈴華さん」
「おー! 結構広いね」
ユキトは目を輝かせて買い物袋を見る。
「ねぇ鈴華さん! 今日はどんな美味しい料理が食べられるの?」
「今日はねぇ。お祝いだから、バランスある料理ではないけど、皆の好物を作ろうと思って食材買ってきたんだ。そう言えば皆は見当たらないけど何しているの?」
「各自部屋で荷物まとめているよ。まだ日数はあるけど早めに準備してる! あ……そうそう、アツシがキッチンにある道具なんでも使って良いよって出かける前に言ってたよ」
「ありがとう。じゃ早速、料理作るね」
自宅から持ってきたエプロンをギュッと縛って調理を始める。
まずは、ユキトとチハルの大好物である唐揚げの下味付けからだ。切り分けたお肉を袋の中に入れ、調味料を加えてしっかりと揉み込んでいく。肉全体に味が馴染んだら、そのまま冷蔵庫へ入れて休ませた。
次に作るのは、マサトが好きなアジのなめろうだ。
手際よくアジをさばいて身を細かく切ると、その上に刻んだ薬味と味噌を乗せる。トントン、とリズム良く叩き味を馴染ませた。ねっとりした美味しそうな状態にまとまったら、綺麗に形を整えて完成した。食べる直前まで冷蔵庫で冷やす。
最後に作るのは、アツシの好物の煮物料理。今回はぶりの煮付けを作ることに決めた。
臭みを取るため、熱湯にブリの切り身をさっとくぐらせる。表面がうっすら白くなったことを確認し冷水で洗い流した。
鍋に調味料を入れて火にかける。ひと煮立ちさせると、お酒と甘い醤油の香りが立ち上がり、そこへ下処理を終えたブリを加えて煮込んでいく。
煮詰めている間に、唐揚げの肉を冷蔵庫から取り出し、油の準備を始める。温度を確認して肉を静かに流し入れると、ジューッと食欲がそそられる音が響き渡る。
アツシ以外の3人が美味しい香りと音に集まってきた。
「美味しそう……早く食べたいよ」
「鈴華さん流石だね」
玄関から物音が聞こえるとアツシと松村さんが入ってきた。
「ただいま。美味しそう! 鈴華はいつも美味しい料理を作るから食べる前から楽しみだよ」
「今日はアツシの好きな、ブリの煮付けも作ったんだよ!」
「え? 嬉しい! ありがとうね」
唐揚げを揚げ終えるとお皿に山盛りに乗せて、完成した料理と他に作ったサラダなどをテーブルに並べた。
松村さんはお酒を持ち、私達は炭酸のジュースを持って構えると、ユキトは挨拶を始める。
「アツシ、マサト、チハル、桜菜、鈴華さん、松村さん、僕達7人でHappinessだ。……」ユキトは長くなりそうな話しを始めそうなとき、アツシは高くグラスを上げて「Happinessに乾杯!!」と笑った。
「乾杯―!!」
皆で高々とグラスを上げて音を奏でる。
Happinessに出会う前は、こんなにも幸せではなかった。でも今の私は幸せいっぱいで、これからもこんな日常が続けば良いのにと願いながら、私は一人一人グラスを合わせた。
「んー。ブリの煮付け美味しい。流石だね」
「でしょー。アツシに喜んでもらって良かった!」
「鈴華ちゃん、なめろうも美味しいよ。ご飯が進む」
「お酒とあって凄く美味しい。噂で料理上手とは聞いていたけど、ここまでとは……」
「マサトも松村さんもお口に合って良かったです」
ユキトは唐揚げを食べながら「松村さん! 鈴華さんは凄いだよ。Happinessメンバー全員の胃袋を支配したと言っても良いぐらいだからね」
チハルは笑顔いっぱいで、しゃべれないくらいモグモグ食べ続けていて可愛かった。