紫陽花のように、綺麗に咲く君へ。~今日、キミに恋しました~(恋リアの裏側暴露※完全妄想です!!)

⑯:狂い始めた台本

美月の中で、何かが狂い始めていた。

夕暮れの海岸、晴斗からデート相手に指名された美月は、いつものように「大人の対応」で受け流すつもりだった。

しかし、晴斗はカメラの前であるにもかかわらず、台本にない生々しいトーンで彼女に迫った。

「美月、お前さ、いつまでそんな窮屈なお面被ってんの? 俺はな、お前のその綺麗なメッキ、全部剥ぎ取りたくてここに来たんだよ」

仕掛けられた剥き出しの情熱。

美月の完璧だった「ビジネス脳」が、激しく揺らぎ、混乱に陥っていく。
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