恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】
それから、にこっと笑う。
「僕も古着屋大好きだしぃ♡」
嬉しそうに目を細めて、続けた。
「次の約束もできたし、すんごく嬉しいっっ〜♡」
その笑顔を見ていると、本当に無理をしているわけじゃないんだと分かる。

私まで、自然と笑顔になっていた。
「まずは竹下通りを歩いて、それから裏原の古着屋を見て回ろう〜♡」
「裏原?」
聞いたことのない名前に、私は首を傾げた。
よく分からないし、今日の買い物は凪くんに任せよう。
「分かりました!」
そう答えると、凪くんは嬉しそうに笑った。

竹下通りに着くと、私は凪くんの後ろをついて歩いた。
「迷子にならないようにね?」
そう言って、凪くんは私の手をそっと握る。
最近、凪くんと手を繋ぐと、不思議と幸せな気分になれる。
……それよりも。
辺りを見渡して、思わず目を丸くした。
「なんかここ、おしゃれな人だらけじゃない!?」
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