恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】
お互いの料理を一口ずつ交換する。
「本当だ〜! こっちも美味しいっ!」
また二人の声が綺麗にハモって、顔を見合わせて笑い合った。
「もうすぐ裏原だけどっ。
ここからは、僕が好きな系統の服が多いんだぁ〜!!」
「じゃあ、今度は凪くんがお買い物を楽しまなきゃですね!」
凪くんは嬉しそうに笑って、大きく頷いた。
ご飯を食べ終える頃には、疲れもすっかり取れていた。
次は、どんな服が見られるんだろう。
凪くんは、どんな服を買うんだろう。
何もかもが楽しみだった。
「ちょっと、お手洗いに行っても大丈夫ですか!?」
「ゆっくりしてきて大丈夫だからねぇ〜♡」
「ありがとうございます!」
お手洗いへ向かい、用を済ませる。
ふと鏡に映る自分を見つめた。
最初は違和感しかなかったこの服も、今は少しだけ見慣れてきた。
……結構、良いかもしれない。
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