恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】
「……これね」
「いっぱい買いましたねぇ!」
「二人分だもんっ♡」
キラキラした目で私を見つめてくる凪くん。
「迅さんとお揃いですか?」
そう尋ねると、凪くんは頬をぷくーっと膨らませた。
「やだよ」
それだけ呟いて、ぷいっと顔を逸らす。
学校では、いつも迅さんと色違いのパーカーを着ているのに。
……恥ずかしいのだろうか。
「これ! 美月とお揃いするの〜♡」
「えっ!?」
まさか、二人分って私の分だったの!?
あんなデザイン、私に似合うわけない――。
パーカーにはうさ耳が付いているものもあったし、病んだうさぎのデザインもかなり個性的だった。
「美月、絶対可愛いだろうなぁ〜♡」
凪くんは、嬉しそうに笑っている。
「まずは、室内で着ましょうか!」
「じゃあ、僕が今日買った服は、美月が泊まりに来た時用に置いとくねぇぇ♡」
「えっ、泊まりですか!?」
思わず聞き返すと、凪くんは嬉しそうににこにこ笑っていた。
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