四神と都の剣
依頼
四神の国フォルスティア。この国は五つの街があり、それぞれ神様が守護をしている。当然、神様という特別な存在のため、一般人には決して見ることのできない存在なのだが。

南の街を守護している朱雀はその日、中央の街にいた。中央の街を守護している麒麟から呼び出されたためである。

「麒麟様、朱雀です」

朱雀が麒麟が指定した部屋のドアをノックすると、中から「入れ」と声が返ってくる。ドアを開けると、朱雀と同じ神でそれぞれの街を守護する神の姿があった。青龍、白虎、玄武の三人が「久しぶり!」と手を振る。ここ数日は、朱雀たちはそれぞれ用事があり、会えなかったのだ。

「青龍たちも呼び出されてたんだ」

「当然だ。今回のことは、先日起きたことに関係しておるからな」

椅子に座った麒麟が真剣な顔を向ける。朱雀たちの顔から笑みが消えた。麒麟が口を開く。

「先日討伐中に起きたことに関して、玄武から報告があるそうだ」

先日、南の街に巨大な鳥型の怪異が現れた。朱雀は青龍たちと協力し、怪異と戦っていた。しかし、奇妙なことが起きたのだ。
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