王女エメリーネに悪女は似合わない~軍人公爵の盲愛に囚われて
あまりにも真剣な眼差しに、エメリーネは驚いて瞬きをする。
「補佐官の件だが」
そこで突然、オディロンは話題を戻した。
「俺の母方の親戚筋に、エリナ・ナウマンというナウマン子爵家の娘がいる。年は、君の二つ上で、今年で十九歳になった」
子爵令嬢、年齢も二つ上。エメリーネとしては理想的な相手だ。
「国軍の第一師団に所属している」
「女性軍人ですか?」
「ああ、だが医療班だ」
「つまり……病気や薬などの知識に長けている……?」
となれば、願ってもいない相手だろう。
「ああ。そこに対する執着はすごいな」
執着という言葉にエメリーネは一瞬眉をひそめたが、オディロンは続ける。
「なかなか個性の強い女性でな。軍の集団生活に馴染めないようなんだ。だが、優秀な女性だ。護衛を側に置いていない君の身も、身体を張って守ってくれるだろう。どうだ?」
「補佐官の件だが」
そこで突然、オディロンは話題を戻した。
「俺の母方の親戚筋に、エリナ・ナウマンというナウマン子爵家の娘がいる。年は、君の二つ上で、今年で十九歳になった」
子爵令嬢、年齢も二つ上。エメリーネとしては理想的な相手だ。
「国軍の第一師団に所属している」
「女性軍人ですか?」
「ああ、だが医療班だ」
「つまり……病気や薬などの知識に長けている……?」
となれば、願ってもいない相手だろう。
「ああ。そこに対する執着はすごいな」
執着という言葉にエメリーネは一瞬眉をひそめたが、オディロンは続ける。
「なかなか個性の強い女性でな。軍の集団生活に馴染めないようなんだ。だが、優秀な女性だ。護衛を側に置いていない君の身も、身体を張って守ってくれるだろう。どうだ?」