王女エメリーネに悪女は似合わない~軍人公爵の盲愛に囚われて
「それがよろしいでしょう」
アルマスのオーラは濃い緑色のままだった。最近では、エメリーネと話をしていると、その色を変えることが多い。そしてたいてい、部屋を出ていくときには、そのオーラは黒っぽい黄色や、緑色になっていた。
アルマスがいなくなったところで、エメリーネは緊張の糸をゆるめ、深く息を吐く。すぐにシーラがお茶を用意してくれたが、エリナは「相変わらず、気味の悪い男ですね」と誰に言うわけでもなく、ぼそりと呟いた。
茶会の日は、朝からすっきりした青空が広がっていた。雨であればサロンで行うことも考えていたが、これだけさわやかに晴れているなら、庭園で行っても問題はないだろう。
時間が近づくにつれ、招待客が次から次へと姿を現す。
「本日は、お招きいただきありがとうございます」
親と同年代の夫人たちが、次から次へとエメリーネに挨拶を交わす。シーラとエリナは、夫人たちを席へと案内する係だ。この席順も、昨日、エリナやラモン夫人と相談しつつ決めたもの。
今回の招待客の中で、一番の大物はクロック公爵夫人だろう。彼女の席をエメリーネの近くにし、その周囲をアルマス派の家門、そして反アルマス派の者はエメリーネから遠い席になるが、それは他で補えばいい。
アルマスのオーラは濃い緑色のままだった。最近では、エメリーネと話をしていると、その色を変えることが多い。そしてたいてい、部屋を出ていくときには、そのオーラは黒っぽい黄色や、緑色になっていた。
アルマスがいなくなったところで、エメリーネは緊張の糸をゆるめ、深く息を吐く。すぐにシーラがお茶を用意してくれたが、エリナは「相変わらず、気味の悪い男ですね」と誰に言うわけでもなく、ぼそりと呟いた。
茶会の日は、朝からすっきりした青空が広がっていた。雨であればサロンで行うことも考えていたが、これだけさわやかに晴れているなら、庭園で行っても問題はないだろう。
時間が近づくにつれ、招待客が次から次へと姿を現す。
「本日は、お招きいただきありがとうございます」
親と同年代の夫人たちが、次から次へとエメリーネに挨拶を交わす。シーラとエリナは、夫人たちを席へと案内する係だ。この席順も、昨日、エリナやラモン夫人と相談しつつ決めたもの。
今回の招待客の中で、一番の大物はクロック公爵夫人だろう。彼女の席をエメリーネの近くにし、その周囲をアルマス派の家門、そして反アルマス派の者はエメリーネから遠い席になるが、それは他で補えばいい。