映えるキミと恋をする
「す、すみません」
「いーのいーの。ローマ字でShinonインフルエンサーって入れたら僕がでてくるはずだよ」
ハンバーグを頬張り、にこっとまだ男の子か疑いたくなるほど可愛らしい笑顔にとりあえず頷いて、
少し失礼してスマホにShinon──と言われた通り入力して検索にかけると、目の前のお顔がたくさん出てきた。
フォロワー数もコーデも尋常じゃないくらい。
こ、これは……すごい人に会ってしまった。
「ね」
驚いた私のリアクションに、笑顔が向けられる。
でも一つだけ疑問がわいた。
この画像のほとんどが、目の前の顔と変わらない。ってことは加工なし?なわけないよね?
「なんか変だった?」
「い、いえ……綺麗です!」
「そーかいそーかい、ありがとー」
「……でも、あまりにも現実と画像の差が無さすぎて面食らってます。正直」
「ん?……そりゃそうかも、だって僕のそれほとんど加工してないから」