映えるキミと恋をする
「すいません、私てっきり同じくらいと歳かなぁと勝手に思っていたんですけど……年齢って聞いても?」
「二十二歳だよ」
「えっ!?」
二十二!?というより歳上かつ二十代……!?
確実に十代と確信していたのに、あまりにも衝撃すぎて声が大きく出た。
咄嗟にごめんなさいの意を込めながら口を塞ぎ頭を下げる。
「あははっ、気にしないで。僕、幼く見られるの慣れっ子だから。童顔だし、それを売りにしてるのもあるからね。でもインフルエンサーとしては公表してないから、口外しないでくれたら嬉しいな」
「もちろん誰にも言いません!」
「うん、ありがと。ってことで、早速僕のスマホとカメラ預けていい?撮りたいとこはてきとーに歩きながら探すから」
「はいっ」
かわいらしくアレンジされたケースに入るスマホとを受け取り、カメラは首にかけられた。
紫音さんの後ろをついて歩いて行くもまだ信じられない……。
お酒飲める見た目じゃないのに……全然飲める年齢ってことが。