同居人がめんどくさい

新生活

この生活を開始して、早数日が経った。

やっと次の移動先を考えずに眠りにつくことができる。

そんな安心感からか、ここ数日の睡眠時間は異常なほど長くなっていた。

今までどれだけ不安に苛まれ、眠れない日々を過ごしていたのかを改めて実感する。

それでもまだまだ睡眠が足りないと体が叫んでいるような気がする。

思い返せば、これまで仕事とベッドの往復ばかりの生活だった。

これは誇張した話ではなく、本当にそんな生活を送っていた。

会社と寮はわずか徒歩数分のところに建っており、通勤時間はほとんどないと言ってもいいほどだった。

それでも、どうしたって平日は余裕の持てない日々を送っていた。

ヘロヘロになって帰宅すると、カバンを玄関に放り投げ、お風呂場に直行する。

シャワーを浴びて、髪の毛を乾かす。

後は歯を磨いて、ベッドに潜り込む。

これを1時間以内に済ませる。

後は、死んだように眠りにつくだけ。

それでも8時間寝ることはできなくて、いつも日中は「眠い、眠い」とぼやいているのだった。

今思い返してみても、あの生活はあまりにも荒み過ぎていたと思う。

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