最下位特待生は、学園トップ4の家庭教師になりまして。
突然、後ろからぎゅっと肩に腕が回った。

「えぇぇぇっ」

びっくりして危うく飛び上がる。

だ、誰!?

恐る恐る振り返ると、

目の前には、太陽みたいな笑顔を浮かべた男の子が立っていた。

ふわふわした明るい茶髪から覗く、人懐っこく細められた目。

制服もどこかラフに着こなしていて、

見ているだけで元気をもらえそうな雰囲気だ。

「あ......」

私はその顔に見覚えがあった。

「えっと...白石.....くん?」

「おぉ〜〜っ!正解!」

ぱっと笑った白石くんは、そのまま私の肩から手を離してぱちぱちと手を叩いた。

「朝比奈紡ちゃんだよね?」

「は、はい!」

「よかったー! 合ってた!」

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