最下位特待生は、学園トップ4の家庭教師になりまして。
反射的に返事をすると、九条くんは呆れたように言う。

「あんまマトモに絡むなよ」

「え?」

「そいつ」

そう言って顎で白石くんを示す。

「あんま空気読めねぇから」

「あ、ひど!」

白石くんがすぐに抗議する。

「俺いいやつじゃん!でしょ?紡ちゃん!!」

「うるさい」

「湊が冷たい!」

「自業自得」

「紡ちゃんたすけて~! 湊がいじめる~!」

また始まった。

二人のやり取りを見ていると、思わず笑ってしまう。

「ふふっ」

その声に、二人がぴたりと動きを止めた。

「あ」

しまった。

笑っちゃった.....っ!

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