春のその先で、君と。



返信するのは、やっぱり緊張する。


会いたいと言ってくれている母さんに、俺はなんて返したらいいんだろう。


スマホを握ったまま、しばらく画面を見つめる。


すると、ふと。


りのんとお母さんが楽しそうに話していたときのことを思い出した。


笑いながら食卓を囲んで。



「お母さん、これおいしいよ」



そんな何気ない会話をしていた。


あのときの二人は、本当に楽しそうだった。


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