春のその先で、君と。



「……母さん」



窓の外では、雨が降り続いている。


だけど、さっきまで重かった心が、少しだけ軽くなった気がした。


母さんの温かさに、ほんの少しだけ触れられたような気がした。


まだ、会うのが怖い。


何を話せばいいのかも分からない。


それでも。


今度は、逃げずに考えてみようと思った。


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