春のその先で、君と。
それから二週間。
俺はりのんと毎日のように図書館で三時間以上勉強した。
わからないところを教え合ったり、休憩中にくだらない話をしたり。
勉強が終われば、りのんを家まで送る。
そして、りのんのお母さんと何気ない会話をしてから帰る。
そんな日常が続いていた。
最初は少し緊張していたけど、今ではすっかり慣れてしまった。
「今日もお疲れさま」
「うん、また明日ね」
そんなやり取りをする毎日が、俺は結構好きだった。