春のその先で、君と。


そして今日。


ようやくテストが終わった。


明日からは、テスト勉強のない休日。



そして明日は__



俺たちの三ヶ月記念日。



「……ちゃんと覚えてるよな」



りのんのことだから、きっと覚えてくれている。


でも、少しだけ不安だった。


俺は、明日のために、前から考えていたことがある。


テストが終わった放課後。


俺はりのんの席へ向かった。



「りのん」



「ん?」



俺のほうを見上げるりのん。


その顔を見た瞬間、明日のことを考えていたせいか、少しだけ緊張した。



「明日、デートしよう」



「えっ?」



りのんの目がぱっと輝く。



「朝10時ごろ迎えに行くね」



「うん!」



嬉しそうに笑うりのんを見て、俺まで嬉しくなる。



「楽しみにしてて」



「楽しみにしてる!」



明日は、りのんと付き合って三ヶ月。


せっかくの記念日だから。


明日はちゃんと、りのんを楽しませたい。


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