最強小悪魔女王様!

EP3 本性(?)チラ見え女王様

またため息をつき、私はまた目を閉じた。

お父様もお母様も、私を一生懸命育ててくれるのは分かるんだけど、度が過ぎている。お手伝いさんも。

愛し方は、もちろん申し分ない。苦しいくらい抱きしめてきたりするんだもん。

まあ、それは嬉しいけど、もう中3なんだから、人の周りで抱きついてほしくないよ。

冷泉家の娘に相応しく、とかなんとか言ってくるけど、お母様には、

「獲奈さんの母に相応しく」

お父様には、

「獲奈さんの父に相応しく」

って言ってやりたすぎる。


あ!

私の頭の上に電球マークが浮かぶ。

良いことすぎること思いついちゃった、私。

行動で示せば良いんだ、言葉で表さずに。


じゃあ、近くにある、緑豊か〜な公園に行ってみようっと。

(ちょぉっと、治安悪いらしい)

んま、大丈夫かっ。


私は執事さんの目を盗んで、爆速で公園に向かった。歩いて5分の超近場だ。

植物の良い匂い〜。家の裏庭の植物達とはまた違った感じだ。

新鮮新鮮!



「お〜い、嬢ちゃん」

数名のおそらく不良達が私を呼んだ。やっぱり治安が悪いのか、人も全然いない。

「嬢ちゃん可愛いなぁ〜」

語尾もなかなかヘラヘラしている。

「何の用ですか」

「俺らと遊ばな〜い?」


「貴方達と遊ぶだなんて、私がそんな軽々しくておバカさんな人間に見えたのぉ?あはは、私、ずいぶんと見下げられてるぅ」

ほんっとにおバカな人達。でもこいつらは私が時間を割いてやる価値なんて全然ないんだよねぇ。


「じゃあね♡」

というウインクと共に、パンチ一撃を一人一人に添えて。(喰らわせて)
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