I want to spend the rest of my life with you
(香織のドレス姿を見るの、初めてなんだよな……)
ドアを開けた肇は、言葉を失ってしまった。Aラインの純白のドレスに身を包んだ香織は、緊張した様子で「どうかな?似合う?」と訊ねる。
「ッ!」
肇の目の前がぼやけた。そして、温かい雨が頬を伝っていく。香織が驚いていた。
「肇くん!?どうしたの!?」
「……すごく、嬉しくて……!!」
泣きじゃくる肇の肩を、香織が優しく撫でる。二人の頭の中には、これまで過ごした思い出があった。
肇の性格を一言で例えるなら、「不器用」だろう。対人関係も手先も、何もかもが肇は不器用である。そんな肇とは真逆で、香織は器用だった。誰にでも分け隔てなく接し、肇の取れてしまったボタンをすぐに付け直してくれた。
(こんな俺が好きなんて、どうせ遊びなんだろ……)
香織のことを好きだという気持ちがありながら、肇は彼女を疑っていた。「愛してる」と香織が言っても、「俺も」としか返さなかった。
ドアを開けた肇は、言葉を失ってしまった。Aラインの純白のドレスに身を包んだ香織は、緊張した様子で「どうかな?似合う?」と訊ねる。
「ッ!」
肇の目の前がぼやけた。そして、温かい雨が頬を伝っていく。香織が驚いていた。
「肇くん!?どうしたの!?」
「……すごく、嬉しくて……!!」
泣きじゃくる肇の肩を、香織が優しく撫でる。二人の頭の中には、これまで過ごした思い出があった。
肇の性格を一言で例えるなら、「不器用」だろう。対人関係も手先も、何もかもが肇は不器用である。そんな肇とは真逆で、香織は器用だった。誰にでも分け隔てなく接し、肇の取れてしまったボタンをすぐに付け直してくれた。
(こんな俺が好きなんて、どうせ遊びなんだろ……)
香織のことを好きだという気持ちがありながら、肇は彼女を疑っていた。「愛してる」と香織が言っても、「俺も」としか返さなかった。