愛しいひと――く ち な し身代わりの恋(番外編)
「写真? 何で?」
「だってお姉さん、凄くキレイじゃない。メイクとか真似したいの」
「そうか? 姉さん、そんなに化粧してないけどな」
「え……」
素であれなの?
理の言葉は、メイクで何とか可愛く見せていた私に劣等感を植え付ける。
「じゃあ、あとで写メするから」
メイクだけでは、ああはなれない。
それでも、写真を送って貰ったあと、私は鼻筋や目と目の間隔、目と眉毛の間隔、眉毛の形をメイクで似せて造った。
「最近、アユ、キレイになったな」
学部の男子やサークルの皆に、誉められる度にもっとキレイになりたいって思った。
反して、相変わらず素っ気なくて私を見ないノブを振り向かせたくて私は、一大決心をする。
それからは飲み屋で毎日働いてお金を貯めた。
そして、あの写真を持って美容整形外科に行ったのだった。
「だってお姉さん、凄くキレイじゃない。メイクとか真似したいの」
「そうか? 姉さん、そんなに化粧してないけどな」
「え……」
素であれなの?
理の言葉は、メイクで何とか可愛く見せていた私に劣等感を植え付ける。
「じゃあ、あとで写メするから」
メイクだけでは、ああはなれない。
それでも、写真を送って貰ったあと、私は鼻筋や目と目の間隔、目と眉毛の間隔、眉毛の形をメイクで似せて造った。
「最近、アユ、キレイになったな」
学部の男子やサークルの皆に、誉められる度にもっとキレイになりたいって思った。
反して、相変わらず素っ気なくて私を見ないノブを振り向かせたくて私は、一大決心をする。
それからは飲み屋で毎日働いてお金を貯めた。
そして、あの写真を持って美容整形外科に行ったのだった。