さくらのねがい【完】
「咲桜、近藤のこと話してくれてありがとう。」
「ううん、こちらこそ聞いてくれてありがとう。
後で慎ちゃんにもお礼の連絡します。海斗、いつも迷惑かけてごめんね。」
「ぜーんぜん。迷惑なんかじゃないよ。
オレは咲桜のことが一番大切で守りたくて、支えたいと思ってるから。」
「っ」
その言葉が私にとってとっても嬉しいけど、でも海斗のことを縛り付けているみたいで切なくなる。
「重く考えないで。オレがしたくてしてることなんだから。」と気持ちをまた見透かされた。
「ありがとう、」
「ん、じゃあまた明日、学校で」
「うん、また明日。」
海斗のことを見送って私はリビングへ戻った。