🌸さくらのねがい🌸
行為が終わり服を着ながら、
「ごめん、咲桜ちゃん。」珍しく謝る彼。
「体調悪いの?」
「・・・」
無言になる私に本気で心配そうにしている。
「私、咲希ちゃんじゃないよ、本気で心配した顔しないでよ。」
「捻くれちゃったね、俺の所為か・・・」と変なことを言う。
「目、赤いね。泣きすぎじゃない?」
「だよね…
今日会った時、明日香にでも会った?って聞いたでしょ?
ほんとに会っちゃったんだよね。」
「ねえ、雄介くんてたまに優しくなるよね。」
「え?」
「ねえ、私って咲希ちゃんの代わりになれてる?」
そのまま私の意識は遠のいていく。
「咲桜ちゃん…??咲桜ちゃん…!」と私を呼んでいるけどほとんど聞こえていなかった。