🌸さくらのねがい🌸
side 雄介


「ねえ、私って咲希ちゃんの代わりになれてる?」



なれてないよ。
何度抱いたって、咲希とはまったく違くて。
でも悲しみと寂しさは埋められていた。


咲桜ちゃんに最低で最悪なことをしている。


最近よく咲希の夢をみていた。
咲希と付き合っていたときのことそんな夢ばかり。
デートをして必ず最後に「わたしの大切な妹を傷つけるのはもう辞めて」と言われて夢から覚める。



「なれてないよ。」と言おうと思った時、咲桜ちゃんの様子がおかしい。


苦しそうな顔で、意識が遠のいている。




「咲桜ちゃん…??咲桜ちゃん…!」と呼びかけるけど反応はない。



近づいて咲桜ちゃんが息をしているか確認した。



「はあ、良かった。」


海斗に連絡しようかと思ったその時、
「はぁ、はぁ」と少し過呼吸気味に目を覚ました。

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