🌸さくらのねがい🌸
「サラちゃん、ありがとう、ありがとう。」
「怒ってごめんね。私は咲桜ちゃんに自分らしく生活して欲しいの。」
「うん、もう、一歩進んでもいいのかな。」
「いんだよ。またなにか言われたら私が助ける。守る。」
そう言って私を抱きしめてくれた。
瞳に溜まっていたものがポロポロと落ちて止まらない。
「咲桜ちゃーん!泣き止んでよ〜!私が海斗に怒られる〜!」と笑っている。
涙を拭くために眼鏡をとるとサラちゃんが「預かるね〜嫌?」とソレを手に持っている。
「ううん、ちょっとだけ、いやちょっとずつ前に進みたい。ありがとう。」