🌸さくらのねがい🌸

Side 海斗


昼休みもうすぐ終わるなー。なんて考えながら蒼太と食べていた弁当を片付ける。

隣の席のサラちゃんがいつの間にか帰ってきてて、
なんだか教室の空気がおかしいことに気づいた。



「海斗、私に一生感謝してよね。」なんて変なことを言う。








「嘘、、、あれ、宮下さん…?」


「宮下って…」



周りで聞こえる“宮下さん”、“宮下”という咲桜のことをコソコソと噂をする声。






それを聞いてまたよからぬことが起きているのではないかと思いオレは慌てて彼女をみた。





「…っ」





伸ばしていた前髪が目の上でぱっつんと切られ短くなり、
大きな黒縁の伊達眼鏡もなくなっていて、
あの綺麗で色素の薄い茶色い大きな瞳がさらされている。



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