🌸さくらのねがい🌸
「海斗お待たせ〜!咲桜ちゃんお借りしました!」
「ぜんぜん、大丈夫。咲桜?」
「ん?」
「やっぱり今日はそういう顔」
「笑って!」
海斗は私の頬をひっぱってそう言った。
「かいと、いたい」
自然に笑がこぼれた。
「あらあらあらあら、そこ、イチャつかない!」
「「いちゃついてない!!」」と私たちが言うと
サラちゃんは「息ぴったりで夫婦みたい。やれやれ。」と茶化した。
「やば、部活勧誘の準備しなきゃ。じゃあね!」
サラちゃんは高校でも陸上部のマネージャーをしている。
今日は午後から入学式で終わり次第部活勧誘をすると言っていた。
海斗は高校へ入ってから陸上は辞めた。
全国大会常連だった海斗が陸上を辞めたことは皆んな衝撃だった。
噂では私が原因だとされている。
私は海斗に好きなことを辞めてほしくなかった。
「海斗は部活いいの?陸上。」そういうと、
「うん、やりきったし。」と返された。
「咲桜、帰ろ」
「うん、」
私は海斗と一緒にいれて嬉しいはずなのに、
命日だからかどこか足取りが重い。
毎年今日になるとあの日の夢をみたり、嫌な思い出を思い出す。
「咲桜?辛いよな。」
彼には毎年、私の気持ちを読まれてしまう。
「辛いよ、辛いけど、私だけじゃないから。
もちろん、海斗だって辛い思いしてる。」
「咲桜は悪くないんだよ。悪いのは全部アイツ。あの運転手。」
毎年、この会話。
暗い気持ちを晴らしたくてなんとなく、
「海斗、また背伸びたね」と言うと。
「育ち盛りですから?」と笑われた。
そして、
「咲桜は髪伸びたね。」と私の髪の毛を触る。
そんな行動にドキドキしてしまって、海斗の顔をみれない。
「寂しくない?」
「うん、慣れたよ」
「いつでも呼べよ?」
「ありがとね。」
なんて家族を失った私をいつも気にかけてくれる。
「ぜんぜん、大丈夫。咲桜?」
「ん?」
「やっぱり今日はそういう顔」
「笑って!」
海斗は私の頬をひっぱってそう言った。
「かいと、いたい」
自然に笑がこぼれた。
「あらあらあらあら、そこ、イチャつかない!」
「「いちゃついてない!!」」と私たちが言うと
サラちゃんは「息ぴったりで夫婦みたい。やれやれ。」と茶化した。
「やば、部活勧誘の準備しなきゃ。じゃあね!」
サラちゃんは高校でも陸上部のマネージャーをしている。
今日は午後から入学式で終わり次第部活勧誘をすると言っていた。
海斗は高校へ入ってから陸上は辞めた。
全国大会常連だった海斗が陸上を辞めたことは皆んな衝撃だった。
噂では私が原因だとされている。
私は海斗に好きなことを辞めてほしくなかった。
「海斗は部活いいの?陸上。」そういうと、
「うん、やりきったし。」と返された。
「咲桜、帰ろ」
「うん、」
私は海斗と一緒にいれて嬉しいはずなのに、
命日だからかどこか足取りが重い。
毎年今日になるとあの日の夢をみたり、嫌な思い出を思い出す。
「咲桜?辛いよな。」
彼には毎年、私の気持ちを読まれてしまう。
「辛いよ、辛いけど、私だけじゃないから。
もちろん、海斗だって辛い思いしてる。」
「咲桜は悪くないんだよ。悪いのは全部アイツ。あの運転手。」
毎年、この会話。
暗い気持ちを晴らしたくてなんとなく、
「海斗、また背伸びたね」と言うと。
「育ち盛りですから?」と笑われた。
そして、
「咲桜は髪伸びたね。」と私の髪の毛を触る。
そんな行動にドキドキしてしまって、海斗の顔をみれない。
「寂しくない?」
「うん、慣れたよ」
「いつでも呼べよ?」
「ありがとね。」
なんて家族を失った私をいつも気にかけてくれる。