🌸さくらのねがい🌸

「ねえ、海斗。今日も咲桜ちゃんと帰るの?」


「うん、そのつもりだけど。だって家隣だし。」


「ふーん。ちゃんと咲桜ちゃんのことみててよね。守ってよね。
性格悪い女いっぱいいるんだから。はぁ、心配。」


「どういうこと?」


「海斗がモテるってこと」


「?」


「はあ。」



サラちゃんにため息をつかれた。



「オレってモテるの?」


「はぁ、話にならない。黒木聞いた?」



部活にいこうとしていた蒼太にサラちゃんが呆れたように話しかけていた。



「聞いた、羨ましいよ。このルックスで何でもできるんだから。」


「なんだそれ。」


「はー、うざ。」



蒼太に睨まれた。



「咲桜ちゃん、海斗かっこいい?」



後ろの方で帰る準備をしていた咲桜に話をふるサラちゃん。


なにその質問。



「ん?かっこいいよ。」ときょとんとした顔をしながら言って
またすぐに帰りの準備を始める彼女。

そんなことを言われてオレの頬は多分赤くなっていたと思う。



「はは、おもしろいとこみれたラッキー」と蒼太に肩を叩かれ、
「そこは咲桜もかわいいよって言うところでしょ〜」とサラちゃんにこそこそと言われた。


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