🌸さくらのねがい🌸
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その笑顔がだれかに似ていた気がした
「咲桜、帰れそう?」
「うん、水筒ないんだよね。
お昼屋上で食べて忘れちゃったかも。
先帰ってて大丈夫だよ。」
サラちゃんと泣きあって食べたお昼。その後前髪を切って貰って…
昼休みが終わることに気づいて慌てていたから屋上に水筒を置き忘れてしまった。
「ううん、待ってるから。オレが咲桜と帰りたいんだ。」
なんて私が喜ぶようなことを平気で言う。
急いで屋上への階段を登る。
階段の途中でポケットに入っていたスマホを落とした。
落ちた拍子にロック画面が光り映し出された私と咲希ちゃんの写真と今日の日付。
「月命日なんだよね。」
泣かない、泣かない。と心の中で思いながら
水筒を回収して屋上から出ようと扉を開けると誰かとぶつかった。