🌸さくらのねがい🌸
咲希ちゃんたちに手を合わせ、またバスへ乗って家へ帰る。
「私って金髪にするような男の子との関わりってあったっけ?」
海斗なら何か知っているかもと思い聞いてみると、
「なに!?なにに巻き込まれてる!?」と焦ったように声をあげた。
「さっき水筒忘れて取りに行った時に金髪の男の人とぶつかって。
宮下みつけたって言われたんだけどまったく私は思い出せなくて。」
「同級生?」
「ううん、みたことないんだよね。金髪だったし…。
大人っぽかったから上級生かな。
でも咲希ちゃんのこと知ってそうだったんだよね。」
「なにそれ、どういうこと?はぁ心配なんだけど。
なにかある前に絶対オレに言ってよ。」
「でもどこかでみたことあるような、ないような。
うーん、思い出せない。」
あの笑った顔がどこかでみたことあるような懐かしい感じがした。
寝る前もずっと考えていたけど思い出せずに朝を迎えた。