🌸さくらのねがい🌸



「ねー、宮下さん。」


「ん?」





隣のクラスの女の子2人組が私の前に立っている。


嫌な予感…。その予感は大当たりしてしまった。





「宮下さんって男子そそのかすのこう見えて得意なの〜?」と嫌味ぽく言われる。


「光井くんとは毎日一緒にいるのに転校生の室井くんにも手出してるみたいじゃん。」と。


「そういうわけじゃないけど…」と言うとバンッと机を叩かれた。





怖っ…
なんて他人事みたく思ってしまったのはこういうことに慣れてしまったからなのか。





「私だって光井くんに優しくしてもらったんだから
宮下さんだけが特別だなんておもわないほうがいいよ!」と言い放たれた。


「あはは、そうだよね。」と返すと気に障ったのか叩かれそうになったその時、



「み〜ちゃった〜、可哀想〜。まだ言い掛かりされてんだ〜」と後ろから声がした。




慎ちゃんが笑いながら立っていた。

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