🌸さくらのねがい🌸

傷跡を無意識に隠した



「咲桜ちゃん、なにかあった?」



お昼休みいつもの屋上でサラちゃんが私に問いかけた。

昨日の慎ちゃんとのこと顔にでてたのかな。



「俺が告っちゃったからね〜」といつの間にか隣に慎ちゃんがいた。



「げ!?まじ!?」と何故か慎ちゃんを睨んでいるサラちゃん。



「ていうか室井くん何でいるの?
せっかくの私と咲桜ちゃん二人きりの時間なのにー!」


「え?良くない?ていうか昨日咲桜いじめられそうだったの俺が助けたんだけど?」


「ちょっと慎ちゃん!言わないでって言ったじゃん!!」





「ねえ咲桜ちゃんどういうこと?」


「いつものだよ…いつものだから大丈夫、慣れたよ。」



「いやダメだよ、女子の嫉妬はどんどん悪質になるんだから。
私みたいなめんどくさい女が追い払わないと繰り返されるんだから!」とかなり怒られた。



それを聞きながら慎ちゃんは「頼もしい友達がいて安心だー。」なんて言っている。





「怪我してない?」


「サラちゃん、大げさ!!大丈夫!!」




サラちゃんが私の長袖のブラウスを捲る。

事故のときにできた傷跡と、そのあと明日香ちゃんにつけられた傷跡をみて

「痛いね。」と悲しそうに言った。




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