🌸さくらのねがい🌸


「ん?誰だろう。」


モニターをみると夢ちゃんが手を振っていた。

慌てて玄関を出ると「咲桜ちゃん、大丈夫!?なにかあった!?」と心配そうな夢ちゃんが居た。



「行くって言ってたのに連絡もしないで行けなくてごめんなさい。」と謝ると

「ううん、よかった、家にいて〜!」とホッとした顔。


かなり心配させちゃったな…と反省していると私の後から「咲桜?」と心配そうにのぞいている海斗がいた。


「あ!そうだ!ケーキ持ってきたから海斗くんと食べてね〜」と夢ちゃんから箱を渡された。


「ちょうど今度行こうって話していたところだったの、ありがとう。」



「今日も智は夜勤なんだ〜。この後実家に渚迎えに行かなきゃ。
じゃあまたね、なにか困ったことあったらいつでも連絡してね。
私も智ももちろん千鶴さんも私たちはいつでも咲桜ちゃんの見方だからね。」


「夢ちゃん…ありがとう…!」



みんなからたくさんの愛情をもらってなんだか泣きそう。



夢ちゃんを見送って玄関のドアを閉める。




「持って帰る…?」


「一緒に食べたい。咲桜一緒に食べよ〜」


「めぐちゃんが美味しい夕飯用意してくれてるのにいいの?」


「別腹〜、オレ、甘いの好きでしょ?」と無邪気に笑う。
その笑顔が可愛くてキュンとしてしまう。


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