目立ちたくない地味子ちゃんは、冷徹会長に遊ばれて。
数分後、二人が渋々退室し、静かになった生徒会室。

西園寺くんは私の眼鏡をそっと外し、涙をハンカチで拭ってくれた。その時の彼の耳が、真っ赤に染まっていることに私は気づいてしまう。


「今日から、つうか、ずっと前から、俺はお前の味方だからな」


不器用で、真っ直ぐな彼のガードマン宣言。




夕暮れの光が差し込む密室で、私の新しい、少しだけ素直になれそうな放課後が、静かに幕を開けたのだった。
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