きみが光るたび、淡くなる
「料理はいつもしてなくて・・・でも、こんなにも出来ないとは思ってなかった・・・」
ただの完璧な人ではなく、抜けたところもある雨瑠ちゃんを、素直に『可愛い』と思った。
「これからは教えてあげるから、しばらくは一緒にやろっか」
「・・・ありがと」
俺が雨瑠ちゃんと2人で過ごす時間が欲しいと思っただけ。
それを素直に純粋に、優しさとして受け取ってくれるところも、俺は、もう・・・。
なにを考えていたのか、包丁を持ったままボーッとする雨瑠ちゃん。
心配でとても見てられないので、その手から包丁をそっと取り上げる。
「全部俺がやろうか?」
偽善だ。
ほんとは雨瑠ちゃんと一緒に料理がしたいし、でも疲れてるならそれは俺たちのせいだから・・・止めることはできない。
「いや・・・やらせて。出来るようになりたい」
そう言ってくれた雨瑠ちゃんに、心の中が喜びであふれた。
雨瑠ちゃんがまだ俺と2人でいてくれる。
こんなにも素直に嬉しいと思えたのは久しぶりだ。
その温かい気持ちのまま雨瑠ちゃんに笑いかけると。
「・・・っ」
ほんのりと雨瑠ちゃんの顔がピンクに染まり、すぐに顔を逸らされた。
・・・あれ?
もしかして・・・以外と簡単だったりする?
ちょっと心配だな・・・でも、すこし照れてる雨瑠ちゃんも『可愛い』な・・・。
夜ご飯を食べ終わって食器を片付けていると、じっと雨瑠ちゃんがこちらを見つめてくる。
目が合うとすぐに目は逸らされてしまい、雨瑠ちゃんは細かく何回も首を横に振った。
「ん?どうしたの、雨瑠ちゃん」
わざとそう訊くと、
「え、い、いや・・・なんでもないよ」
ドラマのセリフですか?と言われそうなくらい、ベタな反応を返してくれた。
案外わかりやすいな・・・結構、良くも悪くもだけど。
「残りのことは全部私がやろう。一緒にUNOの準備しておいで」
「・・・うん、そうしてくるよ」
照れてるのか、キッチンから俺を追い出そうとする雨瑠ちゃん。
そんなところさえ『愛おしくて』、思わず笑みを押さえきれず浮かべてしまう。
あの綺麗な青い目に『俺だけ』が映されていればいいのになぁ。
「・・・月葵、月葵」
メンバーがいるソファーの方に行くと、そろりと逢が隣に寄ってきて、小声でささやいた。
「ん?なに?」
「・・・どう?いい感じ?」
「・・・あは」
さすが逢、もう気付いたのか。
なんか、逢が気づいているということは、お絹ももう気付いちゃってるのかなぁと苦笑するしかない。
「うん・・・反応は悪くはないね」
「いけそうなの?」
「どうだろ。責任感は強そうだから微妙・・・堕ちてこないかなぁ」
「まじでお前に好かれるとかうっさん可哀想」
なんでだよ。
俺は俺のこと一途なほうだと思ってるし・・・好きな人が出来たことがないから実際どうかなんて誰も分からないけど。
『可愛い』『愛おしい』『俺だけを』
そう思ってしまう理由なんて、もう明確だろう。
あんなに深い闇から、大好きなメンバー・・・そして、俺を救ってくれた女神。
それに惹かれない理由なんて、ないはずなんだから。
ただの完璧な人ではなく、抜けたところもある雨瑠ちゃんを、素直に『可愛い』と思った。
「これからは教えてあげるから、しばらくは一緒にやろっか」
「・・・ありがと」
俺が雨瑠ちゃんと2人で過ごす時間が欲しいと思っただけ。
それを素直に純粋に、優しさとして受け取ってくれるところも、俺は、もう・・・。
なにを考えていたのか、包丁を持ったままボーッとする雨瑠ちゃん。
心配でとても見てられないので、その手から包丁をそっと取り上げる。
「全部俺がやろうか?」
偽善だ。
ほんとは雨瑠ちゃんと一緒に料理がしたいし、でも疲れてるならそれは俺たちのせいだから・・・止めることはできない。
「いや・・・やらせて。出来るようになりたい」
そう言ってくれた雨瑠ちゃんに、心の中が喜びであふれた。
雨瑠ちゃんがまだ俺と2人でいてくれる。
こんなにも素直に嬉しいと思えたのは久しぶりだ。
その温かい気持ちのまま雨瑠ちゃんに笑いかけると。
「・・・っ」
ほんのりと雨瑠ちゃんの顔がピンクに染まり、すぐに顔を逸らされた。
・・・あれ?
もしかして・・・以外と簡単だったりする?
ちょっと心配だな・・・でも、すこし照れてる雨瑠ちゃんも『可愛い』な・・・。
夜ご飯を食べ終わって食器を片付けていると、じっと雨瑠ちゃんがこちらを見つめてくる。
目が合うとすぐに目は逸らされてしまい、雨瑠ちゃんは細かく何回も首を横に振った。
「ん?どうしたの、雨瑠ちゃん」
わざとそう訊くと、
「え、い、いや・・・なんでもないよ」
ドラマのセリフですか?と言われそうなくらい、ベタな反応を返してくれた。
案外わかりやすいな・・・結構、良くも悪くもだけど。
「残りのことは全部私がやろう。一緒にUNOの準備しておいで」
「・・・うん、そうしてくるよ」
照れてるのか、キッチンから俺を追い出そうとする雨瑠ちゃん。
そんなところさえ『愛おしくて』、思わず笑みを押さえきれず浮かべてしまう。
あの綺麗な青い目に『俺だけ』が映されていればいいのになぁ。
「・・・月葵、月葵」
メンバーがいるソファーの方に行くと、そろりと逢が隣に寄ってきて、小声でささやいた。
「ん?なに?」
「・・・どう?いい感じ?」
「・・・あは」
さすが逢、もう気付いたのか。
なんか、逢が気づいているということは、お絹ももう気付いちゃってるのかなぁと苦笑するしかない。
「うん・・・反応は悪くはないね」
「いけそうなの?」
「どうだろ。責任感は強そうだから微妙・・・堕ちてこないかなぁ」
「まじでお前に好かれるとかうっさん可哀想」
なんでだよ。
俺は俺のこと一途なほうだと思ってるし・・・好きな人が出来たことがないから実際どうかなんて誰も分からないけど。
『可愛い』『愛おしい』『俺だけを』
そう思ってしまう理由なんて、もう明確だろう。
あんなに深い闇から、大好きなメンバー・・・そして、俺を救ってくれた女神。
それに惹かれない理由なんて、ないはずなんだから。