きみが光るたび、淡くなる
「UNO・・・!」
「させるかぁ!絹!」
「オッケー・・・シャッフル」
「くそっ・・・」
午前5時45分ほどに開始されたUNOは、誰も抜けることなく2時間続いていた。
UNOってこんなに続くことあるのか・・・もう8時になりそうだ。
いつも抜けそうになるのは私だが、いつも冬貴と絹が協力プレイで阻んでくる。
もう7回くらい山札を補充したぞ・・・。
「うーちゃんも感情出すようになってきたね・・・UNO!」
「はい。・・・絹」
「はいよ。『+2』×3」
「絹ぅ・・・‼裏切ったなぁ・・・!」
次は冬貴が抜けそうだったので、私が出した後、絹に助けてもらう。
誰かが抜けようとするたび、他2人がそれを全力で阻止するため、同じような内容だが飽きないのだ。
だんだんムキになってきた・・・。
「・・・っ、『+2』!」
目つきが悪くなった冬貴が出したカードの指示通り、山札から2枚カードを取り、思わず笑む。
「あ、UNO」
「「・・・はっ?」」
カードを4枚持っていた絹が一気に3枚出し、ピンチ。
「ほい!・・・うーちゃん!」
ついにその時が来た。
「はいはい。・・・ごめんな冬貴、あがり!」
「なんだとぉぉぉ!」
「全部7・・・⁉」
冬貴の協力プレイ要請を無視し、1人であがる。
「くそっ・・・絹!勝負だ!」
「いいけど・・・」
♡─────────────────────────────♡
・・・結局、最後まで負けたのは冬貴で。
冬貴が思う存分悔しがっていると、そこにメンバーの3人が入ってきた。
「あれっ?みんないる!・・・冬くんなんで悔しがってるの?」
絹と冬貴を見て嬉しそうに駆け寄ってくるこた。
「ゲームで負けたんだよ。こた、1日寝なくて良かったのか?」
「ううん、みんなに会いたいなぁって夢の中で思ってたら、起きちゃった!」
「可愛いやつめ」
思わずこたの頬をグリグリして、全員でソファーに座る。
「あ、これさっき言ってたプレゼントなんだけどさ」
すると冬貴が、どこからか紙袋を取り出した。
・・・絶対勝ってても渡すつもりだったよな。
「えっとねぇ・・・おそろいの指輪!サイズ調整が出来てね、それぞれ違う宝石がはまってるんだよ」
まさかの指輪のプレゼント。
箱を覗き込むと、銀色の指輪が5個、金色の指輪が1個ある。
いや、これはさすがに・・・。
「・・・重っ」
・・・絹と同じように口に出さなかった私も褒めてほしい。
「え・・・重い?そんなことないと思うんだけど・・・」
自覚がないとは、冬貴のメンバー愛は計り知れないな。
「でもね、ちゃんと調べたんだよ!」
いやなにを、と言いかけたところで、冬貴が紙を取り出した。
手が描いてあって、文字も・・・ってこれは。
「指輪を付ける指の意味・・・」
この徹底ぶり、さすがリーダーだ。完全に空回りしている。
「させるかぁ!絹!」
「オッケー・・・シャッフル」
「くそっ・・・」
午前5時45分ほどに開始されたUNOは、誰も抜けることなく2時間続いていた。
UNOってこんなに続くことあるのか・・・もう8時になりそうだ。
いつも抜けそうになるのは私だが、いつも冬貴と絹が協力プレイで阻んでくる。
もう7回くらい山札を補充したぞ・・・。
「うーちゃんも感情出すようになってきたね・・・UNO!」
「はい。・・・絹」
「はいよ。『+2』×3」
「絹ぅ・・・‼裏切ったなぁ・・・!」
次は冬貴が抜けそうだったので、私が出した後、絹に助けてもらう。
誰かが抜けようとするたび、他2人がそれを全力で阻止するため、同じような内容だが飽きないのだ。
だんだんムキになってきた・・・。
「・・・っ、『+2』!」
目つきが悪くなった冬貴が出したカードの指示通り、山札から2枚カードを取り、思わず笑む。
「あ、UNO」
「「・・・はっ?」」
カードを4枚持っていた絹が一気に3枚出し、ピンチ。
「ほい!・・・うーちゃん!」
ついにその時が来た。
「はいはい。・・・ごめんな冬貴、あがり!」
「なんだとぉぉぉ!」
「全部7・・・⁉」
冬貴の協力プレイ要請を無視し、1人であがる。
「くそっ・・・絹!勝負だ!」
「いいけど・・・」
♡─────────────────────────────♡
・・・結局、最後まで負けたのは冬貴で。
冬貴が思う存分悔しがっていると、そこにメンバーの3人が入ってきた。
「あれっ?みんないる!・・・冬くんなんで悔しがってるの?」
絹と冬貴を見て嬉しそうに駆け寄ってくるこた。
「ゲームで負けたんだよ。こた、1日寝なくて良かったのか?」
「ううん、みんなに会いたいなぁって夢の中で思ってたら、起きちゃった!」
「可愛いやつめ」
思わずこたの頬をグリグリして、全員でソファーに座る。
「あ、これさっき言ってたプレゼントなんだけどさ」
すると冬貴が、どこからか紙袋を取り出した。
・・・絶対勝ってても渡すつもりだったよな。
「えっとねぇ・・・おそろいの指輪!サイズ調整が出来てね、それぞれ違う宝石がはまってるんだよ」
まさかの指輪のプレゼント。
箱を覗き込むと、銀色の指輪が5個、金色の指輪が1個ある。
いや、これはさすがに・・・。
「・・・重っ」
・・・絹と同じように口に出さなかった私も褒めてほしい。
「え・・・重い?そんなことないと思うんだけど・・・」
自覚がないとは、冬貴のメンバー愛は計り知れないな。
「でもね、ちゃんと調べたんだよ!」
いやなにを、と言いかけたところで、冬貴が紙を取り出した。
手が描いてあって、文字も・・・ってこれは。
「指輪を付ける指の意味・・・」
この徹底ぶり、さすがリーダーだ。完全に空回りしている。