きみが光るたび、淡くなる
テレビをつけると必ずLUXEONのメンバーが出演しているような、今なお人気を高めているころ。
璃翠は4歳になり、元気で頭の良い子に育っていた。
私は基本的に『なめこの味噌汁room』で過ごしており、OFFの日のメンバーもここで過ごすため、璃翠からしたら父親が5人いるようなものだろう。


今日はメンバー全員OFFの日が重なり、6人で璃翠を見ながら、LUXEONのライブDVDを鑑賞している。
そんな中、今でもよく流れる『きみ色フィルター』が流れると、璃翠が急に立ち上がった。
璃翠の手や頬で遊んでいたメンバーは一斉にそちらを向き、何事かと構える。
「あのね、翠はね、アイドルになるんだよ!」
「え?・・・あはは、翠はアイドルになるんだって、雨瑠ちゃん」
まさか本当にそうなるとは・・・。
「大変だぞ?まぁ、いい見本がいっぱいいるからなぁ」
環境的に、必然と言ったら必然なのだろうが。
「でね、パパとみんなみたいになるのー!」
「えー?可愛いなぁ翠は」
相変わらず璃翠にメロメロな冬貴は、璃翠の言葉に頬を緩める。
「絹くんみたいにお歌上手でね、こたくんみたいにたくさんダンスしてね、逢くんみたいに背が高くてね、(とう)くんみたいにカッコよくてね、・・・ん-と、パパみたいになんでもできるアイドルになるの!」
LUXEONメンバーのいいとこ取り。
そんなアイドルがいたら、ライバルはたまったもんじゃないけど・・・。
メンバーは嬉しそうだからいいか。
「じゃあ璃翠、ダンス習うか?」
「うん!お歌も!」
「そうだな、やってみよう」
璃翠がやりたいと思っているなら、とりあえずやらせてみよう。
別にアイドルになってほしいわけではないが。
「スタジオ貸してくれたら、俺教えるよ?」
「とりあえずはそうさせてもらおう。でもこた、もう47歳だからな。無理はするなよ」
自分で言っておいて、LUXEONももうオジサンだな・・・と苦笑する。
璃翠を産んだのは、結婚発表の一年前の46歳の時だし、私ももう52歳・・・笑ってしまうな。
璃翠も、下手すれば孫くらいの年の差だ。
まったく、璃翠の成長もどこまで見守れるのやら。
「でもさ、お互い老けないよねぇ」
「ホントにね。俺未だに(とう)くん以上に綺麗な顔してる子見たことないよ」
「雨瑠ちゃんもレベチだよね」
「全然20代に見える」
・・・LUXEONがヒットしたころには20代後半だったが?
「芸能人との結婚って大変だからねぇ」
優しく璃翠の頭を撫でる月葵がそう言い、メンバーも大きく頷いた。
「雨瑠ちゃんのこと好きになった時にね、結婚はできても子供はできないかなーって思ってたんだよね。身体的に」
「子供の前で生々しい話をするな」
好きになったって、出会ったころだろう。さすがに重いぞ。
思わず呆れていると
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