初恋が君に届くまで
友美と岡田が6月に挙式をすると決めた一方で、つむぎと丈は5月のゴールデンウィーク明けの週末に式を挙げることにした。
二人の思い出と言えば、やはりその季節のことが思い浮かぶからだ。
まさに青春の真っ只中。
ひたむきに体育祭に打ち込んだ時の真っ直ぐなつむぎの眼差しが、今もまだ色褪せずに脳裏に蘇る。
結婚式と披露宴は身内と仕事の関係者を中心に、二次会は高校の同級生をメインに招待することにした。
ちょうど毎年の同窓会の時期と重なる為、今年は二人の結婚パーティーと同窓会を兼ねることにしようと、早速幹事を名乗り出た数人が企画してくれる。
おかげで二人は、式と披露宴の準備だけに集中できた。
クリスマスを過ごしたホテルを会場に選び、慌ただしく準備に追われる。
丈がフィラートに定期訪問する日に、直接二人で植木やほかの同僚に挨拶して回った。
誰もが驚き、そして「おめでとう!」と祝福してくれる。
二人はそのたびに周りの人に感謝しつつ、幸せを噛み締めていた。
3月7日のつむぎの誕生日には、丈はつむぎに腕時計をプレゼントする。
文字盤が夜空のような藍色で、秒針の先に1等星のようなダイヤモンドがキラリと輝く。
「つむぎは俺の1等星だから」
そう言って丈はつむぎの腕に時計を着けた。
「よく似合ってる、つむぎ」
「きれい……。ありがとう、綾瀬くん。この時計と指輪があれば、離れていても綾瀬くんをそばに感じられる」
丈は頷いて、感激のあまり涙ぐむつむぎを優しく抱き寄せた。
二人の思い出と言えば、やはりその季節のことが思い浮かぶからだ。
まさに青春の真っ只中。
ひたむきに体育祭に打ち込んだ時の真っ直ぐなつむぎの眼差しが、今もまだ色褪せずに脳裏に蘇る。
結婚式と披露宴は身内と仕事の関係者を中心に、二次会は高校の同級生をメインに招待することにした。
ちょうど毎年の同窓会の時期と重なる為、今年は二人の結婚パーティーと同窓会を兼ねることにしようと、早速幹事を名乗り出た数人が企画してくれる。
おかげで二人は、式と披露宴の準備だけに集中できた。
クリスマスを過ごしたホテルを会場に選び、慌ただしく準備に追われる。
丈がフィラートに定期訪問する日に、直接二人で植木やほかの同僚に挨拶して回った。
誰もが驚き、そして「おめでとう!」と祝福してくれる。
二人はそのたびに周りの人に感謝しつつ、幸せを噛み締めていた。
3月7日のつむぎの誕生日には、丈はつむぎに腕時計をプレゼントする。
文字盤が夜空のような藍色で、秒針の先に1等星のようなダイヤモンドがキラリと輝く。
「つむぎは俺の1等星だから」
そう言って丈はつむぎの腕に時計を着けた。
「よく似合ってる、つむぎ」
「きれい……。ありがとう、綾瀬くん。この時計と指輪があれば、離れていても綾瀬くんをそばに感じられる」
丈は頷いて、感激のあまり涙ぐむつむぎを優しく抱き寄せた。