夏と君

流れ星と彼




「え、どういうこと・・・?」



「オレとリコは血が繋がってない姉弟で、

確か、小5のときだったかな。親同士が再婚して家族になった。

最初やっぱり俺も反対してたんだけどな。

リコに流れ星見に行こうって無理矢理連れて行かれて、

みせてくれたのがきっかけで打ち解けたし仲良くなった。」





「そうだったんだ。」





驚いた。だってすごい仲がいいから。




「まあー、あんまり言うなよ?

俺は別にいいんだけど、リコは気にしてるから。」



「うん、もちろん。」






「だから流れ星みるの特別。
次見るときは“ずっと一緒に見たい人と”って決めてたから」






『ずっと一緒に見たい人と』






その言葉がわたしにとってどんなに嬉しい言葉なのか彼はわかってるの?

そう思ってくれてるだけで私は嬉しいし、幸せだよ。


でもやっぱり彼も私と同じ気持ちなんじゃないのかと期待してしまうよ。






「さくっ?」私がフリーズしていたもんだから覗き込まれた。



「嬉しくて!!でも私勘違いしちゃうよ?」




「勘違いじゃないと思うよ。俺、さくのことが好きだよ。」



「え?」




思わぬ言葉に私の思考はまたフリーズした。
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