夏と君 【完】
「ミウナちゃん〜!綺麗すぎる〜!幸せだよ〜」
「ちょっと!サクナ泣きすぎ!」
「早坂、こんなのが嫁でいいのほんとに」
「結婚式なんですけど??
私の悪口?はぁ父親になっても全然変わらないんだから。」
この2人の幼馴染は大人になってもがみがみ言い合うくらい仲がいい。
「ほんと、アヤトくん、最悪。せっかくの日なのにミウナちゃんに謝って」
とさくちゃんに怒られていた。
素直に「すみませーん。」と謝るんだから、さくちゃんには弱い。
「島田、早坂、おめでとう。あ、どっちも早坂なのか。紛らわしい。」と笑うてる。
「あはは、騒がしい。オレの奥さんおもしろいでしょ〜?」とオレが言うと、
「「お幸せに!」」と3人が言ってくれた。
披露宴も終わり、自宅に帰ると「楽しかったねー。相変わらずアヤトうざかったけど。」とミウナが言っていた。
「オレ、ミウナのこと諦めなくて良かった。奥さんになってくれてありがとう。
死ぬまで、いや、死んでも来世も絶対幸せにします。」
「こちらこそ、ずっと好きでいてくれてありがとう。
私もリョウのこと絶対に幸せにします。」
「今、リョウって、、、」
入籍してからもミウナはオレのことを「早坂」と呼んでいたのに、
突然オレの下の名前「稜」なんて呼ぶから。
「だって私も早坂だし?さすがに早坂呼びじゃあね〜?」と恥ずかしそうに笑っていた。
「ミウナ、愛してるよ。」
「わたしも。リョウ、愛してるよ。」
15年以上前に出会って、まさかこんなに幸せな展開になるなんて思いもしなかった。
これから先は2人で幸せな家庭を築いていきたいと思いながら眠りについた。
Fin🕊️