イケメンすぎる、君が好き。
俺は必死にクラス表へ視線を向ける。

……見える。

めちゃくちゃ見える。

けど.....っ!!それどころじゃない。

「え、えーっと……小野寺……」

名前を目で追っていく。

「あ。」

見つけた。

「葵、あった!」

「本当?」

「ああ。三年二組――」

そこまで言って、目線を欄の下に移した。

「……葵も同じだ。」

「……!」

葵の顔がぱっと明るくなった。

「本当?」

「おー!同じクラス!!」

「やった。」

その笑顔を見た瞬間、俺の頭もようやく冷静になった。

< 140 / 149 >

この作品をシェア

pagetop