イケメンすぎる、君が好き。
「そういうの急にやるなし!!」

「葵ちゃんもやってたじゃん」

「葵と颯太は違うでしょ!!」

「美優は俺じゃ嫌?」

「んなっ.......嫌...とかじゃ......ないけど....っ」

もごもごと尻すぼみに言い返す。

完全に真っ赤で動揺する美優を見て、遥は思わず吹き出した。

「ふっ....あはは!」

隣を見る。

葵も同じように笑っていた。

「美優、顔真っ赤。」

「葵まで笑わないでよ〜〜っ!」

「だって可愛いんだもん」

「もおお〜〜!!」

さらにかぁっと顔を赤くする美優。

その様子を見ながら、葵と俺は顔を見合わせると、二人してくすっと笑った。

なんだかんだで、

こうして四人でいる時間は、今年も変わらないらしい。

……いや。

きっと、去年とは何かが違う一年になるだろう。

葵と俺は、恋人として迎える三年目。

颯太と美優も――もしかしたら、今年は何かが変わるのかもしれない。

「ほら、出席番号確認しないと。」

葵に促され、俺たちはもう一度掲示板へ目を向けた。

人だかりの向こう。

春の日差しを浴びたクラス表には、

新しい一年の始まりを告げるように、たくさんの名前が並んでいた。
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