イケメンすぎる、君が好き。
「葵!」

味方からパスを受けた葵が一瞬だけ足を止め、

すかさず相手選手が距離を詰める。

その瞬間、葵の身体が軽く右に揺れた。

(すっげぇフェイント......)

相手の動きをずらして、そのままゴールへ向かう。

綺麗なフォームで跳んだ身体が宙に浮く。

そして――

スパッ!

という小気味いい音と同時に、ボールがリングを通り抜けた。

「ナイッシュー!!!」

歓声が上がる。

観客席からも大きな声が響いた。

「きゃー!!」

「今のやばい!!」

……いや、本当にやばい。

シュートを決めたあと、葵が額の汗を手の甲で拭う。

その何気ない仕草で揺れる金髪。

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