イケメンすぎる、君が好き。
俺の彼女が。

俺の好きな人が。

あんなに真っ直ぐ頑張ってるんだ。

そりゃ見入っちゃうだろ。

「葵ちゃん、やっぱりすごいねぇ」

颯汰が感心したように呟く。

「な」

短く返す。

視線も意識も、コートから離せない。

葵の横では、美優が声を出しながら仲間に指示を送っていた。

「ナイス!次ディフェンス集中!」

普段は葵のファン代表みたいなことを言っている美優だけど、

今は完全にチームメイトの顔をしている。

葵の一番近くで、

葵と同じ目標に向かって。

「美優もすごいな」

「まぁ、美優だからね。」

颯汰がふふんと笑う。

何故か自慢げな顔が少しおもしろい。

< 67 / 86 >

この作品をシェア

pagetop