イケメンすぎる、君が好き。
汗で少し濡れた金髪を、片手でさらりとかき上げながら歩いてくる。

普段の制服姿とは違う。

ユニフォームにさらりとかかる少し乱れた金色の髪。

額に浮かぶ汗が色っぽい。

「……やば。」

思わず呟いた。

はー、かっこいい。

思わず惚れ惚れしてしまう。

本当に、同じ人間なのか疑いたくなるくらい。

ていうかもう、俺と葵性別入れ替えたほうが良いんじゃね?

まるで、漫画から飛び出してきた王子様みたいだ。

そんな葵を、当然周りの女子たちが放っておくはずもなく。

「桐生くん!タオル使って!」

「これスポドリ!ちゃんと飲んでね!」

「汗すごいよ、大丈夫?」

あっという間に人だかりができる。

……まぁ、そうなるよな。

試合中あれだけ活躍して。

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