イケメンすぎる、君が好き。
その笑顔を見た瞬間、胸の奥が一気に熱くなった。

「マジですごかった!」

「ほんと?」

「うん。めっちゃくちゃかっこよかった!」

身振り手振りを加えて葵がいかにかっこよかったかを

伝えようとするが、どうにも上手くいかない。

「……っ。」

葵の頬が、ほんのり赤くなる。

「ありがと。」

小さく笑って、葵は汗で張りついた前髪を指先で払った。

こうやって、

嬉しいことがあった時に一番に俺へ笑いかけてくれるところも。

誰かのために一生懸命になれるところも。

照れるとすぐ顔に出るところも。

全部ひっくるめて愛おしく思う。

語彙力も感受性も低い俺でも、

この感情がなんなのかだけははっきりと分かる。

これがきっと、愛ってやつなんだろう。

「葵」

「ん?」

「今日、まーっじで来てよかった!」

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