君に溺愛をあげる。
ルカ様はわたしをみて、それはそれは嬉しそうに微笑んでくれた。

「ありがとう…!マイロ、出発しろ」

「ヒヒーン!」

ルカ様の一声で、馬車が動き出す。

「このまま、お前を連れて帰る。」

ードキッ

手を握られて、心臓が大きく高鳴った。

「俺の国に帰るには、少し時間がかかるんだ。今日はこの国を出てすぐのところに宿があるから、そこに泊まろう」

胸の高鳴りがルカ様に聞こえないが気になって、わたしな頷くことしかできなかった。
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