革命ボイシンガー!!
「………きゃぁぁぁぁ!!琥珀のえっち!!」
「おいおい凛!?凛が出てきたんだろぉー!!」
ガラッと勢いよくドアを閉める。
………びっっくりしたぁぁ!!
こ、今回は、いきなり裸で出てきた私が悪いや。
ごめんね、琥珀。
…でも、琥珀がいた。あの歌声は琥珀ということだ。
「……ねぇ、琥珀。」
ドア越しに声をかける。
「…………なに。」
間を開けて琥珀が言う。
「こ、琥珀。さっき、歌ってた?」
「え?え、あ、ま、マジ?歌って、た、俺?」
途切れ途切れで返ってくる返事。
「え、あ、う、うん。」
「……マジか。あ、俺、今曲聞いてたからだと思う。
……歌いやすいハモリが聞こえて、自然に歌っちゃったんだよ。」
………え?
「あ、それ、私かも。」
思わずそんな言葉を言ってしまう。
「…………え、マジ?」
「あ」
「ちょ、ちょ、まって。状況整理中。」
琥珀が言う。
え、琥珀、あんな歌うまかったんだ。
3分くらいすると。
「……オッケー。ねぇ、凛。一つ提案がある。」
間を開けて、覚悟を決めたように言った。
「俺と一緒にボイシンガー、やらないか?」