革命ボイシンガー!!

「………きゃぁぁぁぁ!!琥珀のえっち!!」

「おいおい凛!?凛が出てきたんだろぉー!!」

ガラッと勢いよくドアを閉める。

………びっっくりしたぁぁ!!

こ、今回は、いきなり裸で出てきた私が悪いや。

ごめんね、琥珀。

…でも、琥珀がいた。あの歌声は琥珀ということだ。

「……ねぇ、琥珀。」

ドア越しに声をかける。

「…………なに。」

間を開けて琥珀が言う。

「こ、琥珀。さっき、歌ってた?」

「え?え、あ、ま、マジ?歌って、た、俺?」

途切れ途切れで返ってくる返事。

「え、あ、う、うん。」

「……マジか。あ、俺、今曲聞いてたからだと思う。
……歌いやすいハモリが聞こえて、自然に歌っちゃったんだよ。」

………え?

「あ、それ、私かも。」

思わずそんな言葉を言ってしまう。

「…………え、マジ?」

「あ」

「ちょ、ちょ、まって。状況整理中。」

琥珀が言う。

え、琥珀、あんな歌うまかったんだ。

3分くらいすると。

「……オッケー。ねぇ、凛。一つ提案がある。」

間を開けて、覚悟を決めたように言った。



「俺と一緒にボイシンガー、やらないか?」
< 14 / 18 >

この作品をシェア

pagetop